立派な家々が立ち並ぶ、京都有数の住宅街・下鴨にあって、ひときわ、その堂々たる存在感が際立つお屋敷。それが和菓子処「ほうせん」。その開業はまだ新しいものの、本体である「宝泉堂」は、丹波大納言や黒豆を使った和菓子作りの歴史が長く、まさに知る人ぞ知る存在であった。風格ある門を潜り、見事な庭園を横目に、店頭で迷いつつ季節の生菓子を選ぶ。買い求めた後は座敷に上がり、暫し待つうち、やがてお茶と共に運ばれて来る
「京都」を心ゆくまで堪能したい... の続きを読む
あまり達者なくろうとっぽいタレントではかえって白けてしまうので、永年自分も客船の船旅をたのしんできた素人スタッフの方が面白いと思う。もう一つの考えは、船の中の一室を私の船キチのアトリエみたいにしつらえて、昼は船キチサロンとして談話室のように、時には絵画教室みたいに使い、夜はサントリーバー、そして私はバーのマスター、船と酒の話でお相手するというのもたのしそう。マスターだと酒を飲まない方がいいから健康
海と船と港へ思いを拡げてくれる... の続きを読む
洛外に出て、佗びた紅葉を愛でるのもいいが、洛中、街中に点在する神社仏閣を訪ねて、雅な風情に彩られての紅葉狩りもまた違った興趣がある。洛中・西陣。茶道家元が軒を並べる界隈にあって、皇室とも縁の深い寺が「宝鏡寺」。通称「人形寺」とも呼ばれ、普段は非公開ながら、春秋の人形展が行われる時期には一般公開されている。本堂南側の紅葉は見事な枝ぶりと、その深い色合いとが相俟って、知る人ぞ知る隠れ紅葉。「宝鏡寺」を
洛中の雅な風情の紅葉狩り... の続きを読む
「幸神社」と書いて「さいのかみのやしろ」と読む。この道標から西へ延びる細い道を進むと、やがて小さな鳥居が現れ、その奥に小さな祠が見えてくる。上賀茂、下鴨の両神社をはじめ、京都で知られた神社に比べて、あまりにも慎ましやかな姿ではあるが、由緒からすれば、京都を代表するありがたい社なのである。神社の創建は古く平安京にまで遡る。延暦一三(七九四)年、桓武天皇が平安京に都を作り、その際、都の東北の隅、鬼門に
「幸神社」と書いて「さいのかみのやしろ」... の続きを読む
九九年には、視覚障がい者の方々への対応を進めた。その一つが、音声をラベルプリンターでコード化して紙に記録し、そのコードをペン型のリーダーでなぞると、声が再生される装置。オリンパス光学に業(現・オリンパス)が開発したスキャントークを、ホテルでは、言わば「しゃべるルームサービス・メニュー」として導入した。そして、もう一つが三菱プレシジョンと共同開発した音声情報案内システム・トーキングサイン。これは、エ
すべての人に快適なホテルライフを... の続きを読む